森村厚 一級建築士
経歴
1972 大阪市城東区生まれ
1991 三重県立伊勢工業高校卒業
1995 長崎総合科学大学卒業
1995~1997 伊丹潤建築研究所
1998~2005 川口通正建築研究所
2006 森村厚建築設計事務所設立
受賞暦
1994 第20回日新工業建築設計競技3 等入賞
1995 長崎総合科学大学食堂改築コンペティション優秀賞
1995 長崎総合科学大学学長賞受賞
1996 第22回日新工業建築設計競技佳作入賞
2013 第1回家づくり大賞 生活多様化賞受賞
1972 大阪市城東区生まれる。
京阪本線・野江駅前の長屋に小学6年生まで住む。
京橋にも近い野江は、典型的な大阪の下町だった。
駅前のタカラブネのケーキと駅前飯店のラーメンが大好きでした。
1984 父親の転勤で三重県の明和町に転居。
明和町は、伊勢神宮がある伊勢市と松阪牛の松阪市の間にあり、
斎王が住んだ斎宮があった事で有名な町です。
新しく出来た友人とよく近所の池に釣りに行きました。
1988 三重県立伊勢工業高校建築科へ進学。
伊勢神宮の近くにある工業高校で、3年間建築の基礎を学ぶ。
中学に引き続き高校でもバレーボール部に入部。
毎日部活ばかりしてましたが、たまにランニングと称し徴古館
まで行き、そこで本気のケイドロをしていました。
1991 長崎総合科学大学へ進学。
縁もゆかりもない九州の長崎市で、全国から集まった友人と
きれいな海と山と街に囲まれて、濃密な4年間を過ごす。
在学中に日新工業主催のコンペに入賞。
建築設計の面白さが分かり、建築家になる事を志す。
1995 伊丹潤建築研究所に入所。
工業高校の時に「新建築」で墨の家を見て以来、ずっと憧れていた
伊丹潤氏の事務所へ入所。その後2年半在籍する。
当時あまり仕事が無い時期で、ゆったりとした時間が事務所には流
れていた。建築の設計だけではなく、コーヒーの淹れ方から現代美
術まで幅広く学んだ。
1998 川口通正建築研究所に入所。
和風住宅で有名な川口通正氏の事務所へ入所。
ゆったりとした時間の流れから一転、ハードな生活を送る事になる。
穴居人、水無瀬、燈翳、三院齋、町屋居、Wako Car Tokyoなどを
担当する。契約の仕方や現場の進め方など実務に関する事だけでな
く、日本建築、狭小住宅など数多くの事について学んだ。
2006 森村厚建築設計事務所を設立。
東京都渋谷区富ヶ谷に一級建築士事務所を設立。
大阪府豊中市に風の家、地の家を設計する。
その後、大改造!!劇的ビフォーアフター SEASON IIに和の匠として
登場し、重くて遠い家を設計する。
現在、二人の娘を持つ父親でもある。
2023 事務所のあった富ヶ谷の駒場マンションが建て替えられる事となり、
東京大学駒場キャンパスを挟んで反対側に位置する東京都目黒区駒場
に移転。
念願の猫を飼い始める。