1972年　大阪市城東区生まれる。

京阪本線・野江駅前の長屋に小学6年生まで住む。

京橋にも近い野江は、典型的な大阪の下町であった。

 

1984年　父親の転勤で三重県の明和町に転居。

明和町は、伊勢神宮がある伊勢市と松阪牛の松阪市の間にあり、

斎王が住んだ斎宮があった事で有名な町である。

田んぼに囲まれたのどかな所であった。

 

1988年　三重県立伊勢工業高校建築科へ進学

伊勢神宮の近くにある工業高校で、３年間建築の基礎を学ぶ。

 

1991年　長崎総合科学大学へ進学

九州の長崎市で４年間生活する。

きれいな海と山に囲まれた場所であった。

在学中に日新工業主催のコンペに入賞。

建築設計の面白さが分かり、建築家になる事を志す。

 

1995年　伊丹潤建築研究所に入所

工業高校の時に「新建築」で墨の家を見て以来、

ずっと憧れていた伊丹潤建築研究所へ入所。

その後２年半在籍する。

建築の設計だけではなく、古建築から現代美術まで幅広く学んだ。

 

1998年　川口通正建築研究所に入所

穴居人、水無川、燈翳、三院齋、町屋居、Wako Car Tokyoなどを担当する。

契約の仕方や現場の進め方など実務に関する事だけでなく、

日本建築、狭小住宅など数多くの事について学んだ。

 

2006年　森村厚建築設計事務所を設立

東京都渋谷区富ヶ谷に一級建築士事務所を設立。

大阪府豊中市に風の家、地の家を設計する。

その後、大改造!!劇的ビフォーアフター SEASON IIに和の匠として登場し、

重くて遠い家を設計する。

現在２児の父親でもある。

　

 

2023年　事務所のあった富ヶ谷の駒場マンションが建て替えられる事となり、

東京大学駒場キャンパスを挟んで反対側の目黒区駒場に移転する。

念願の猫を飼い始める。